「お―――――――――――い、こっちこっち!」

雲ひとつない晴れ渡った青空の下に、澄んだ声が響いた。
大きく手を振ってくる少女は聡明な感じがするが、その表情は何ともあどけない。
着ているものもいつもの漆黒のドレスではなく旅していた頃のワンピースにジーンズと言う活発的ないでだちだ。
いつもは新しく黒の王となったディセの隣で王妃として厳かに振舞っているが、
その任務から解き放たれている今は普通の、まばゆいばかりに輝く明るい少女だった。

「まったく、元気な奴だな。あまりはしゃぐな、王家の権威が下がる」
「いーじゃない、せっかくのお花見なんだから!いつも仕事に追われてるんだから今日くらい羽目はずしてさ」

とりあえずと言った感じのけん制も、
堅苦しい日常から解放された喜びで溢れる王妃――ちゃんの前では全く無意味だった。
屈託のないその笑みに、ディセも口をつぐむしかない。

「さすがの王子様もお妃様には敵わないみたいだな?おっと、今は王様だったか」
「茶化すな、キース。あいつは俺の妃にしては無警戒すぎる。
今はだいぶマシになったとは言え襲われない保証はないんだからな」
「その為に俺達がいるんだろ?まあ今はそれらしい気配も感じないし、気を抜いてもいいんじゃないか?」

そんな会話をしながらのんびり丘を歩いて行くと、やがて淡いピンクの花を咲かせる大きな木の下に着く。
その木陰では大きなバスケットを片手に持ったちゃんが俺達を待っていた。

「遅いよ2人とも」

少し拗ねた様に口を尖らせて文句を言う姿が愛らしくて、俺は思わず口元をほころばせる。

「悪い悪い」
「お前が急ぎすぎなんだ。そんなに急がなくても木は逃げないだろう」
「そうだけど〜」

このままじゃまた言い合いが延長されそうだと思い、2人の間に割って入る。

「まあまあ、目的の場所に辿り着いた事だし、ちゃんの言うとおり楽しもうぜ、ディセ?」
「・・・そうだな」

ため息をついて相槌を打ったディセだが、その顔は以前からは考えられないほど穏やかなものだった。
これもちゃんと言う光がディセの元に差し込んだお陰だろう。

「んじゃっ、早速セッティングするね!二人とも手伝って」
「はいはい」

ディセは軽く舌打ちしていたが、まんざらでもない感じで俺同様ちゃんの指示通りに手を動かしだす。
シートを広げて、持参した重石で吹き飛ばない様に固定してからバスケットに入っていた料理をてきぱきと並べていく。
相当大きいとは思っていたがその多さに密かに感嘆の声を漏らした。
サンドイッチにサラダ、フライドチキンやアスパラガスをベーコンで巻いたおかずと言ったメニューが
地味なシートを鮮やかに彩って行く。
特にサンドイッチにおいては種類が豊富だ。
そう指摘したら、少し得意げに言った。

お弁当は自分も作ったんだと。

「やっぱり自分でも挑戦してみたかったから。そりゃ全部はムリだけど・・・サンドイッチは結構頑張ったんだよ!
これは定番のね。あとベーグルとバケットと・・・あ、このフランスパン!
切り込みたくさん入れてその中に具を挟んでみました!!」
「フランスパン?」

聞きなれない言葉を耳にして思わず首を傾げる俺達に、ちゃんは少し慌てて補足説明をしてくれた。

「あっゴメン!そっか、ロデじゃそんな風には呼ばれてないよね。
あたしの世界のフランスって言う国で作られたパンに形が似てるからそう言っちゃったの」
「へえ、ちゃんのいた世界にもロデにある様なものがあったんだな」
「うん、そんなに多くはないけどね。―――あ、話戻すね。これ全部ソマリに教わったんだ。
旅をしている時ピクニックの話をちょっとだけして、お弁当作るんだったらこんなのがいいよって」

自分以外の男の名前を出されてディセが微かに眉をひそめたのは見なかった事にしておいてやる。

「後はサラダ用の取り皿と・・・あとこれも。うん、全部並んだね。それじゃ、お花見スタート!」

ちゃんの合図で並べた弁当をそれぞれつまむ。

「へえ、美味いじゃないか」
「ふん、悪くはない」

そっけない返事にも関わらず、ちゃんは嬉しそうだ。
分かりづらいが、それがディセなりの褒め方なんだと理解しているんだろう。

青空の下での食事を堪能する俺達の少し上を、心地よいそよ風が通り過ぎる。
それに吹かれて舞った花びらが俺達を包み込む様に優しく降り注いだ。

「わぁ、きれい」

ちゃんが感嘆の声を漏らす。
見上げると、風に揺れながらもまだしっかりと枝に根付いている花びらと、
それらを支える太い木が鮮明に俺の視線を捉えた。
隙間から差し込む陽の光が花びらの間で揺れ動き、その様子が陰にも映し出されている。

「こんな中で昼食ってのも豪華だな。城の中にもこんな場所ねえし」
「黒の城ではこんなもの邪魔でしかない。まあここではロデ全土を見渡す事ができる。それはなかなか一興だな」
「味気ないなあ。あたしはこの木がすごい綺麗だなと思ってお花見考えたのに・・・」
「ああ、俺も綺麗だと思ってるよ。ディセはどうかは知らないけどな」

溜息をつくちゃんを見て黙り込んでしまったディセを、ちらりと横目で見ながら俺は同意の言葉を述べる。
そんな俺を睨んで来るのが分かったが、あえて気付かぬフリをした。

「ところで、これは何て言う木なんだ?今まで見た事ないけど」

見上げながら、俺はちゃんに訊ねた。

「あ、これね、桜って言うの」
「「桜?」」

俺とディセは同時にちゃんの唇から発せられた初めて聞く名前を繰り返した。

「あたしが前にいた世界、特にあたしが住んでた国ではある時期に咲く花でね、お花見の目玉になってるんだ。
まさかロデにもあるとは思わなくてびっくりしちゃったよ」
「へえ、ちゃんの世界にあるものがロデにもあるとはね。思わぬところで繋がりが見つかるもんだな」

そう呟く俺に笑いかけながらちゃんは続けた。

「昼間見るのもいいけど夜も凄く綺麗なんだよ」
「夜も?」
「夜桜って言ってね、暗い中で咲くピンク色がまた昼とは違った綺麗さがあるんだよね〜」

そう言って瞳を輝かせながら桜を見上げるちゃんはどこまでもあどけなく、愛らしかった。

「へえ・・・ところでそっちの袋は?」

遠慮がちにシートの端に閉じられたまま置かれている袋を見て俺は聞いた。

「あ、それ、ねー・・・」

言うべきかどうか迷っていると言う感じで言葉を濁すちゃんに苛立ちを感じたのか、ディセが語気鋭く聞きなおした。

「何だ、それは」

なかなか言わなくてじれったいと言うよりも、隠し事をされているみたいで面白くないんだろうな、大人げないヤツ。

「〜〜〜〜〜」
「言えないのか?」
「まあまあそんなに目くじら立てるなって。それじゃ言えるもんも言えなくなるだろ」

さりげなく2人の間に割って入り、ちゃんを庇ってやる。
そんな俺と申し訳なさそうに俯くちゃんを見比べ、ひとつため息をついてディセはとりあえず追及の勢いを緩めた。

「悪かった。・・・そんなに言いづらい中身なのか?」
「まあ、失敗作って言うかチャレンジフードって言うか・・・」

「「チャレンジフード??」」

俺とディセは思わず口を揃えてちゃんに聞きなおした。

「さっき、サンドイッチをソマリに教わったって言ったでしょ?その時ソマリが戦闘用のパンも開発してて。
それで色んな手を加えたりしたら凄いのがかなり出来上がっちゃって・・・
つまり、その・・・味は全く保障できません、チャレンジしたければどうぞ!
・・・って出してみたら面白そうかなって思ったんだけど・・・」

言いながらどんどんちゃんの声は小さくなって行く。

「さっき広げたお弁当美味しいって食べてくれてたじゃない?
せっかく喜んでもらえたのにこれを出すのって水を差しちゃうよねぇ・・・?」

そこまで言うとちゃんは黙って、ディセの方を上目遣いで見上げた。

「・・・っ」

ディセは決まりが悪そうに少しちゃんから目を逸らす。
ちゃんは知らないんだろうけどディセはそう言うちゃんの視線に一番弱い。
だが、根っからの負けず嫌いのディセはあくまでそんなそぶりを見せようとはしなかった。
それからすぐ軽く溜息をついて言った。

「そんな事を今まで言い出せなかったのか、下らない」
「だ、だって!」
「チャレンジだと?面白い、よこせ」
「ほ、ホントに?」
「ああ」

ディセが食べる意志を確認すると、ちゃんは例の袋を手繰り寄せ、ディセの方に向けながら口を開けた。

「どれにする?」

ディセは袋の中身をしばらく眺め、やがて一つを取り出す。
一見青紫色である以外は何の変哲もない普通のパンだ。
いや、色からしてもう変哲があるか。
どうなるのかと見守っていると、ディセはやがてパンを口元へ近づけ、一口齧った。

「!!!」

瞬間、ディセの目が大きく見開かれて表情が固まったと思うと、みるみる顔色が青ざめて行った。
そのまま下を向いてむせこんでしまう。

「ち、ちょっとディセ!?」
「おい、大丈夫か?」

ちゃんが咄嗟にディセの身体を支え、俺もちゃんとは反対側からディセの顔を覗き込む。
ディセはしばらく苦しそうにせきこんでいたが、しばらくすると落ち着いた様だった。

「ディセ、大丈夫?」

ちゃんが恐る恐る顔を近づけると、不意にディセの手がちゃんの細腕を掴んだ。
そのままぐいと引っ張って口付けてしまう。

「!!・・・ん・・・っ」

突然のキスをちゃんは防ぎきれず、角度を変えられるままに受け入れるのみだ。
そろそろちゃんの力が抜けてきたのが分かったのか、ようやくディセは唇を解放した。

「んっ!はあ、はあ・・・ちょっ、いきなり何!?」
「口直しだ」

口直しと言われてちゃんが顔を耳まで赤くした。

「な!!!」
「大体今更驚く事もないだろう。王が妃とキスを交わして何がおかしい」

まだ顔色が若干戻らないまま大きな態度を取るディセは、そう言いながらも口元が笑っている。
もう何度もしているんだろうに未だに恥ずかしがるちゃんの反応を見て楽しんでいるのは明らかだ。

「おおおかしいって!!!だって、キースだっているし・・・っ」
「キース」
「はいはい」

ディセの言いたい事を察して、俺は腰を上げた。

「キース、どこ行くの?」
「邪魔者はしばらく退散するよ。ま、ちゃんはワガママ王とゆっくりしてなって」

そう手を振って、俺は丘を降りて行った。
ある程度歩を進めてから振り返ると、ディセがちゃんの膝の上に頭を乗せて横たわるところだった。
まったく、本当に変わったな、あいつは。












桜の木から少し離れて丘を下りはしたが、それでもなおロデの全土は見渡す事ができた。
ここ黒の国から始まり、白、青、紅、緑、黄と6色のコントラストが視界を鮮やかに彩っている。
旅をしていた時は考えもしなかったが、黒の国と紅の国は結構近かったんだな。
青が間に入っているだけでそれを越えればすぐお互いの国に辿り着ける。
まあ、実際は飛行船でも使わなければ口で言うほど短時間で行き来はできないが。

他愛のない事を考えながら、俺はふと以前とは違うと気付いた。

もう一つの俺の故郷とも言えるベラリスだっただろうか。
あの街のはずれにある高台に登って景色を眺めた事もあったが、今ほど綺麗には見えなかった。
それがどうしたと言うんだろう。
日光を反射して輝く様は、それ自体が光を放っている様であり、単色でもそれなりには見れるが他の色と合わさる事で、
それぞれの良さが更に引き出されている。

不思議だ。なぜこんなにも違っているのか。
魔王を倒したからか?
・・・いや、そうじゃない。
前にもこんな光景を見た事がある。
確か・・・

目を閉じて細い細い記憶の糸を辿る。
ああ、そうだ。あの時だ。

病弱だった中で珍しく体調が良かった日。
たまたま休みで帰省していた父と母に連れられ、ベラリスの高台に登ったんだ。
普段鍛えていない身体はすぐに悲鳴をあげ、半分もしないうちから父に抱きかかえられて行った事は
今となってはいい思い出だな。

手摺の先にはどこまでも澄み渡った空と、眼下には色鮮やかな建物の屋根が広がっていた。
豊かな人々の生活を反映する様に、建物もまたそれを知らせる様な輝きを放っていた。

そこまで思い出すと、俺はゆっくりと目を開けた。
広がっていたのはたった今蘇ってきたまばゆい記憶そのものの光景。
嬉しさと同時に滑稽さがこみ上げて来た事から口元が笑っているのが分かった。
何が滑稽なのかと言うと、過去の記憶が同じ場所の高台ではなく、そこから離れた黒の国で思い起こされたからだ。
なぜ思い出したのがここであってあの高台ではなかったのか。

再び目を閉じて思案を巡らせる。
魔王が原因でないとすれば、導き出される答えはひとつ。
旅をしていた頃の俺になかったもの、いや、見失っていたと言う方が正解なのか。
そして今の俺が取り戻したもの。それは一体――――――
答えに辿り着けそうな感覚を覚えながら、俺の意識は現実から離れていった。









辺りが暗くなって来たのを瞼越しに察しながら、俺は目を開けた。
どうやら眠っていたらしい。それもかなり深く。
若干冷えた身体を励ましながら起きあがると、もう夕日は沈み、空は夜の色に染まり始めていた。
やれやれ、以前の俺では絶対に考えられない事だ。
ゆっくりと立ち、2人の主がいるはずの桜の木へ向かって歩いて行った。


「あ、キース!お帰り〜」

丘まで登ってきた俺を出迎えてくれたのは、
数時間前に立ち去った時の体勢のままでディセに膝を提供しているちゃんだった。
ディセはと言うと、顔色はすっかり元に戻った様子で気持ち良さそうにちゃんの膝枕で眠っている。

「もしかして、ディセもあれからずっと眠ったままか?」

信じられないとは思いながらも訊ねてみる。

「うん、お陰でもう足が痺れちゃって・・・」

ちゃんが情けないと言いたげに苦笑した。
そしてすぐ後で、何か思い立った様な顔になる。

「『も』って事は、まさかキースも今までどこかで眠ってた、とか?」

鋭いちゃんの指摘をかわせず、そうだと頷く。
ちゃんは、そんな俺に驚くでもからかうでもなく、ただ穏やかに微笑んだ。

「じゃあ2人ともゆっくり休む事できたんだね。よかった」

それを見て、何かが癒されていく様な満たされる様な感覚を覚えると、
さっき眠る直前まで浮かんでいた、今まで忘れていた疑問の答えが見つかった。
そうか、そうだったのか。

「あ、そろそろ夜桜の見頃だよ」

ちゃんに言われて見上げると、空はもう夜のそれへと姿を変えており、
星の光の中にピンクの花びらがほんのりと浮かび上がっていた。
その幻想的な美しさ、儚さ、そして微かな妖しさに目を奪われる。

「どう、綺麗でしょ?」
「ああ、昼間もよかったが俺はこっちの方が好きかも知れない」
「同感だ」

俺の心を読み取った様に訊いてくるちゃんにそう答えると、いつの間に起きていたのかディセが呟いた。

「じゃあそろそろ・・・」

ディセが起きあがると、ちゃんはまた荷物の中をあさり、何やらボトルの様な物を取り出した。

「夜桜をバックに一杯やる?」

言葉からして酒瓶らしい。
もちろん頷いた。

「いいね、気が利くな、ちゃん」

差し出されたグラス、ではなくて、湯のみともまた違う様な器に酒を受ける。
そしてディセの器にも酒が注がれた。

「さっ、2人ともどうぞ!」

ちゃんに促されるまま一口飲んだ。
普段飲む様なのとは違い、喉が一気に熱くなり、夜風で少し冷えかけてた身体が一気に温まった。

「驚いたな。こんな酒飲んだの初めてだ」
「熱燗って言うんだよ。あたしもちょっとだけ飲んだ事あるけどキツかった」

そう悪戯っぽく笑うと、隣でむせているディセの背中を撫でてやっていた。
その微笑ましい光景に思わず笑っていると、
一片の花びらが夜風に舞って俺の器の中の酒に小さな波紋を出しながら降り立った。
まるで口付けた先からたった今花びらが生まれてきたみたいだ。
これもまた綺麗じゃないか。

見惚れていると、不意にやや強い風が俺達の間を横切った。
さあっと言う音と共に、枝から離れた大量の花びらが彼方へ向かって旅立つように舞っていく。

「どこまで飛んで行くのかなー」

独り言のように呟くちゃんの言葉を受けてディセがそっけない返事をした。

「さあな。だが・・・こう言うのも悪くはない」

言いながらちゃんの腰を引き寄せ、肩を預かりながらディセは穏やかな目で花びらの舞っていった方向を見つめた。
昼間の様に各国の色は見つけられないが、同色と化した建物の塊からはぽつぽつと灯がともっている。

「悪くない、か・・・」

先ほどディセが呟いた言葉をそのままそっと繰り返す。
本当にそうだ。

昔の俺にはあって再びひとりでベラリスの高台に登った時にはなかったもの。
それは、現王妃であるちゃんとその存在によって変わったディセによって与えられたものだ。
あの時の俺は、自分の居場所を奪った黒の国から皮肉にもそれを再び与えられ、そのくせ失う事を密かに恐れていた。

だが、今目の前にいる黒の王と妃はそんな俺を受け入れてくれた。
以前のディセなら利用しようと近づいたと知った俺を抹殺しようとしたはずだ。
ディセは確かに変わった。
それはちゃんの存在が大きいだろう。

俺は最高の主と共に仲間を得た。
その変化が俺に今まで見えていなかったものを見せてくれたんだ。

昼間見た、それぞれの異なる色が引き出しあった美しさ。
それはまるで今のディセとちゃんみたいじゃないか?
俺もきっと、その中に入りこの2人を彩る色を出しているはずだ。
そう確信がある。

それを実感させてくれたここは、今一番幸せな場所なのかもしれないな。

「さすがに冷えてきたね。そろそろお開きにして帰ろうか、2人とも」

肩を縮めるちゃんを腕で抱きこみ、ディセも賛同した。

「そうだな、お前はこのまま俺の部屋まで来るだろう?」
「ちょっ、何言ってんの!?」

ディセの意地悪い問いかけに顔を真っ赤にして怒鳴るちゃん。
やれやれ、また始まったか。

言い合いながら城に向かって歩き始めたディセとちゃんより少し後ろから着いていきながら、
夜空を仰いで問いかけた。


もう、いいよな?父さん、母さん―――――――――














後書き
当サイトのヒロインによりますディセ夢(キース視点)になります。
黒の2人のルートをプレイした後、
ディセとのハッピーEDでのキースの心境はどんなだったのかなあと考えながら書きました。
そしてラスト、一番キースに言わせたかったセリフです(笑)
ご両親をどう呼ばせようかかなり悩みました;^^